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2025.10.11   ブログ

第23回 国際結婚、親の理解を得るには?私たち夫婦の体験談と対処法

こんにちは。

国際結婚に強い結婚相談所「心&心」の月井です。

 

国際結婚を考えたとき、多くの方が直面するのが「親の理解を得られるかどうか」という問題です。特に世代の違う親世代は、文化や言葉の違いに対して不安や偏見を抱いている場合もあります。今日は、私たち夫婦の体験談を交えながら、親が国際結婚に反対する場合の対処法についてお話しします。

 

私たちの場合、私は中国人で、夫は日本人の男性です。交際中から結婚を見据えていたため、ある時期にお互いの家族へ紹介することになりました。

 

夫の母は、もともと中国に対して多少の偏見があり、「うまくやっていけるのか」と心配していたようです。特に言葉や文化の違いに不安を感じていたようでした。しかし、実際に私が会ったところ、「明るくて素直な人だね」と印象がガラッと変わり、今ではとても可愛がってくれています。夫の妹も特に心配はなく、自然と受け入れてくれました。

 

一方で、私の両親は私を信頼していて、日本人と結婚することにも理解があったため、スムーズでした。私たちのケースは比較的うまくいった方かもしれませんが、実際にはご両親が強く反対されるケースも少なくありません。

 

では、親が国際結婚に反対した場合、どう対応すればよいのでしょうか?

 

1.親の反対にどう向き合う?

まず大切なのは、親の「不安の中身」を理解することです。単に反対されているのではなく、親なりに子どもの将来を心配しているのです。「相手はどんな人なのか?」「生活は大丈夫か?」「言葉は通じるのか?」など、漠然とした不安が反対という形で現れていることが多いのです。

 

2.説得のポイント

(1)相手の人柄を見せること

まずは実際に会ってもらうことが一番効果的です。写真や話だけでは伝わらない「人柄の良さ」は、対面でこそ感じてもらえます。

 

(2)文化の違いに理解を示すこと

相手の国の文化を学んでいる、相手の家族とも良好な関係を築こうとしている、という姿勢を見せることが大切です。

 

(3)生活の見通しを説明すること

将来どこに住むのか、仕事はどうするのか、ビザの問題はどう解決するのかなど、具体的な計画を伝えることで、親の不安は軽くなります。

 

(4)味方をつくること

兄弟姉妹や信頼できる親戚がいれば、その人たちから理解を得て、間接的に親を説得してもらうのも効果的です。

 

国際結婚は、家族も巻き込んでの人生の一大プロジェクト。だからこそ、焦らず丁寧に一歩ずつ歩んでいくことが成功の鍵だと思います。

 

「心&心」では、国際結婚の経験を持つカウンセラーが、家族への説明やコミュニケーションのコツについてもアドバイスを行っています。ご不安な方は、どうぞ無料相談をご利用ください。一緒に、ご家族にも祝福される結婚を目指しましょう。

 

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