
こんにちは。
国際結婚に強い結婚相談所「心&心」の月井です。
国際結婚を希望される方が最も気にされることの一つが、「言葉の壁」です。特に、日本語がまだ話せない外国人女性にとっては、「うまく気持ちを伝えられるだろうか」「相手に迷惑をかけないだろうか」と、不安が大きくなるのは当然のことです。
当相談所「心&心」でも、最近47歳の中国人女性会員様が、日本語が話せないことを心配しながら、真剣なお見合いに臨まれました。そんな時、私たちは日本人男性に、次のようなお話をさせていただきました。
「言葉が通じなくても、心は通じます。笑顔やアイコンタクト、ゆっくりした話し方、そして相手の反応をしっかり受け止めようとする姿勢が、何よりも大切です。」
翻訳アプリやWeChatの翻訳機能など、現代には便利なツールがたくさんあります。最初はそういったサポートを使いながら、少しずつ言葉や表現に慣れていけばいいのです。完璧な言語よりも、通じ合おうとする「思いやり」が、信頼関係を築く鍵になります。
また、彼女たちは決して日本語を学ぶ努力を怠っているわけではありません。むしろ、将来の生活を見据えて真剣に勉強する意思を持っています。ただし、それには時間と励ましが必要です。男性の皆様には、ぜひ「先生」のような気持ちではなく、「一緒に歩んでいく仲間」として、支えていただければと思います。
国際結婚は、文化も言語も違うからこそ、互いを深く理解しようとする“気持ちの交流”が生まれます。それは日本人同士の結婚では得がたい、豊かな経験となるはずです。
言葉の壁を乗り越えるには、特別な能力は必要ありません。必要なのは、相手の気持ちに寄り添う「心」と「ゆとり」です。お互いが理解しようとする姿勢さえあれば、自然と通じ合う瞬間は増えていきます。
「通じないこと」ではなく、「通じようとしてくれないこと」に人は傷つきます。
逆に、「伝わらなくても、分かろうとしてくれた」その姿勢に、人は心を動かされるのです。
これから国際結婚を考える皆様に、そんな温かい心の交流が訪れることを、私たちは心から願っています。


